ご報告
スタイリストの池井です。
この度、2020年7月19日(日)の営業をもちまして、6年間勤めさせていただいたIROを退社いたしますことをご報告させていただきます。
今後といたしましては、故郷の鹿児島県での独立に向けて、美容師を再スタートする予定です。
まずは、普段お世話になっておりますお客様、西岡さんをはじめIROスタッフに、ご迷惑をおかけするこの選択を、深く、お詫び申し上げます。
共に、今まで私を育てていただいたことを、心より、感謝申し上げます。
少しだけ、自分の話をします。
大阪に出て来たのは18歳の時、専門学校に通うためでした。
実はIROとの関わりはもうこの時からで、
当時勤めていたバイト先の先輩の紹介でIROにお客としてお世話になっていました。
初めて髪の毛を西岡さんにしてもらった時から、IROに入りたいと思い続けるとともに、
アメリカでの就職もギリギリまで考えていたのですが、
IROのスタッフ募集期間もタイミングを逃していた矢先の臨時募集に、飛びついて面接を受けさせてもらいました。
今思えば優柔不断がめっちゃ出てましたが、そんな始まりです。
こんな言うことではないかもしれないんですが、僕めちゃめちゃポンコツでした。真顔。
寝坊遅刻何十回もしたし、先輩困らせてばっかりだし、酒の場では超がつく無礼をたくさんして来たし、威勢いいくせにレッスン進めるのだいぶ遅かったし、意味不明なミスもするし、すぐ泣くし、雑誌とか出て天狗なってたし、お金使いめちゃ荒いし、
西岡さんとゆりさんには、かなり手を焼かせたことかと思います、、
下積み3年半、スタイリストになり、
正直この時にやっと美容師の自覚が出て来て、
恩返しをしたい、そして与える人になりたい、という気持ちがきっかけで、技術や考え方を改めていき、今も、「その人にとっての恩返しは何か」「与えられるものは何か」模索中です。
僕は技術と拙い言葉でしかそれを表現できません。
そのくらいしかない自分が正直好きだし、これからもっと突き詰めたいです。
派手なことはできないけど、1人に対して究極を表現できる人間になります。
今、次の「独立」という目標に対して、全てが発展途上であると自覚していますが、残りの3ヶ月半という短い時間で、
大好きなお客様ひとりひとりに、それぞれ何かを与えられますよう、全力を尽くさせていただきますので、
何卒よろしくお願いいたします。
stylist:池井壮一